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当社事業部長がJUSA常務理事として「でんわんセンター」構築プロジェクトに参画しました

2025年12月19日
  

当社のRecACE事業部、事業部長である岡田良平(以下、岡田)が、一般社団法人日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)の常務理事・政策部会長として、総務省の請負事業「でんわんセンター(迷惑電話対策相談センター)」の構築プロジェクトに参画し、2025年6月の開設に貢献いたしましたことをお知らせいたします。

一般社団法人日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)について

JUSAは、クラウド電話・クラウドPBX・SMS配信サービスなどを提供する通信事業者が加盟する業界団体です。技術・制度・倫理の三本柱で通信の信頼性を守る活動を行っており、総務省や警察庁とも連携しながら、通信業界の健全な発展と市場環境の整備に取り組んでいます。
岡田は同協会の常務理事・政策部会長として、総務省の法制化議論への参加や、制度と現場をつなぐ役割を担当しています。

JUSA
写真左:RecACE事業部 事業部長 岡田

アセンド事業部長岡田

「でんわんセンター」プロジェクトについて

「でんわんセンター」は、増加する迷惑電話や特殊詐欺から国民を守るため、総務省が主導する公共インフラプロジェクトです。単なる相談窓口ではなく、以下の三つの機能を持つ社会的な仕組みとして構築されました。

1. 相談窓口機能

電話に関するあらゆる相談を受け付ける窓口として、通信技術や制度に精通した専門スタッフが対応。「+81表示の意味は?」「この電話番号は安全か?」といった技術的な質問にも的確に回答できる体制を整備しています。

2. 分析機能

寄せられた相談内容を匿名化・データ化し、発信番号や手口のパターンを分析。同じ番号からの被害が複数報告された場合、早期に警告を発することができます。

3. 情報提供機能

分析結果を警察・自治体・通信事業者などに提供することで、社会全体の防犯力を高める「早期警戒システム」として機能します。

当社事業部長の役割

本プロジェクトにおいて、岡田はJUSA常務理事として以下の役割を担いました:

  • 総務省との協働体制の構築
  • 通信業界各社の連携促進
  • 技術要件の策定支援(地理的分散構成、BCP対応など)
  • 事業者認証制度(ETOC認証)を活用した信頼性の高い相談体制の構築

プロジェクトでは、東京・大阪での地理的分散構成、複数キャリアによる回線二重化、ISO27001準拠のセキュリティ体制など、災害時でも機能を維持する高度な技術基盤が実現されました。

今後について

でんわんセンターは2025年6月に開設され、現在運用を開始しています。今後はAI技術を活用した相談内容の分析強化や、地域別・時間別のリスク予測など、さらなる機能拡充が予定されています。

当社は引き続き、岡田を通じてJUSAの活動を支援し、通信業界の健全な発展に貢献してまいります。

【関連リンク】

 

【お問い合わせ】

本件に関するお問い合わせは、以下よりお願い致します。
https://www.ascend-corp.co.jp/contact/

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