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電話営業システムの高精度・低価格化を可能に、セキュリティーも向上
顧客管理(CRM)とコンピューター・電話統合(CTI)システム開発の株式会社アセンド(所在地:東京都新宿区西新宿1-21-1、明宝ビル5階、代表取締役:佐藤博)は、コールセンターからの電話営業に適したクラウド電話内蔵CRMシステム「Omni Contact(オムニコンタクト)」に、生成人工知能(AI)「ChatGPT(チャットGPT)」の開発会社である米OpenAIの「Whisper API」を活用し、サービス提供を始めました。
「Whisper API」は音声データを自動で文字起こしし、テキストに置き換える機能。これまでは米グーグルの「Speech-to-Text」によって音声のテキスト化サービスを提供してきましたが、より精度の高いテキスト化が行えるとともに、低価格のサービス提供が可能になります。
アセンドはさらに、米アマゾンが提供するクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の自社クラウド環境下にもWhisperを導入し、6月からサービス提供を始めます。大量の通話音声を使ってテキスト化の精度を高めるほか、コールセンターや電話通話に特化した音声テキスト化が可能になります。また、アセンドの自社クラウド環境内で完結するため、セキュリティーも向上します。価格は従来に比べ10分の1以下とする予定です。
一方、アセンドは小規模コールセンター、病院、介護施設、飲食店など向けの通話録音サービス「RecACE(レックエース)」にも「Whisper API」を活用する方向で準備を進めており、こちらも6月からのサービス提供を予定しています。
同じ音声をテキスト化した結果(左がグーグル、右がOpenAI)
【Omni Contact の紹介】
・Omni Contact 紹介サイト: https://www.omni-contact.net/
【RecACE の紹介】
・RecACE 紹介サイト: https://lp.rec-ace.com/
【お問い合わせ】
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https://www.ascend-corp.co.jp/contact/